結婚指輪を選ぶときに言われるのが「ちょうどいいサイズ」ではなく「少しきつめ」を選ぶこと。ちょうどいいサイズを選んだ場合、普段は良くても手を振ったときや水仕事をしているときなど、予想もしないところで抜けてしまうことがあります。外れたのが家の中であればまだ良いのですが、屋外で外れてしまった場合は見つからないという最悪のケースも。

ですから、少しきついと感じる指輪だと外れにくいのでおすすめです。

指の関節が太めの場合は、その関節に合わせて選ぶことになります。指の根元部分では少しゆるいと感じるかもしれませんが、関節に引っかかって抜けないのであればそれでOK。

指輪を選ぶときに知っておきたいのが、自分の手の状態。自分の手がむくみやすいという自覚を持っている人は、何時ころむくみやすいのかを観察してみると良いでしょう。むくみがひどい時間帯に指輪を選ぶと、普段はゆるいと感じることになってしまいます。

むくみの自覚がない人でも、じっくり観察してみると朝と夕方で意外と指のサイズが違っているかもしれません。結婚指輪を選ぶことになったら、朝と夜で太さが変わっていないか、いちど自分の手の状態を見てみると良いでしょう。

ちなみに、10時から16時ごろの時間帯が最も平均的な指のサイズになると言われていますので、指のサイズを測るならこの時間帯に行うのがオススメ。逆に早朝や夜はむくみが出ている可能性が高いので、避けたほうが無難です。

とは言え、長い期間身につけているうちに指のサイズが変わることは良くあります。緩くなった指輪をつけ続けると紛失の心配がありますし、きつい指輪をつけ続けると外れなくなるというリスクがあります。

サイズが合わないと感じたら、購入したショップにサイズ直しの相談をしてみましょう。

まずは自分の手の状態を知ることが、つけ心地の良い指輪のサイズを見つける第一歩。もしも自分で判断がつかないのであれば、ショップに足を運んでスタッフに相談することで自分の手にぴったりな指輪のサイズを知ることができます。いずれにしても指輪を購入する前には試着をしたほうが良いのはもちろんですから、いろいろと試着をしてベストな指輪のサイズを探し出してくださいね。