ブライダルエステの大きな特徴は、「結婚式の当日に合わせてケアをしていく」ということ。また、ドレスを美しく着こなすためのケアでもありますので、どんなドレスを着るのかということがとても大きなポイントになってきます。まずはカウンセリングを行って、エステにかけられる期間の確認や予算を相談し、挙式当日に向けてプランを組んでいきます。

では、具体的にどんな内容のケアを行っていくのか見てみましょう。

◆シェービング
顔のシェービングは、1回受けただけで化粧ノリが相当変わるのでぜひやっておきたいところ。シェービングすることで古い角質が取れるので化粧ノリがとても良くなりますし、産毛の除去ができるので肌の透明感も出てきます。
また、ウエディングドレスを着るときはアップのヘアスタイルにすることが多いので、うなじのシェービングもしてもらいましょう。挙式の1週間から3日前くらいまでに行うのが目安。肌が弱い人はカミソリ負けをしてしまう可能性があるので、一度試しておくのが無難。

◆フェイシャルエステ
フェイシャルエステは、通うエステサロンによってさまざまなメニューがあります。例えばマッサージをしたり、パックをしたりして潤いたっぷりの肌に生まれ変わりましょう。ハリのある美しい肌に。
また、吹き出物など悩みがある人はその相談もしてみて。しっかりとしたカウンセリングをしてくれるエステなら、自分にぴったりの最適なケアをしてくれます。早い人は結婚式の半年前くらいからスタートする人もいますが、1ヶ月前頃から始める人も。

◆ボディ
美しくドレスを着こなすためにはすらっとした体型が理想ですよね。ただ痩せるだけではなく、美しくスリムな体を手に入れ値ならマッサージなどで引き締めたりすることができます。その場合は定期的に通うことができます。
フェイシャルエステと同様、早い人は半年前から始める人もいます。

◆デコルテ
ドレスによっては胸元が大きく開いているものを選んでいる人もいるでしょう。そんな人はデコルテのケアも忘れてはいけないポイントの一つ。胸元の吹き出物があまりにひどければ皮膚科を受診した方が良い場合もありますが、くすみや首のシワがきになる場合は、鎖骨周りのリンパマッサージを行うと良いでしょう。保湿ケアもプラス。
だいたい結婚式の3ヶ月前から始めるのが目安。

◆背中
デコルテ同様、ドレスのデザインによっては背中が大きく開いたものもありますよね。髪もアップにしている分、意外とゲストの視線は後ろ姿に集中します。自分では見えない部分なので、プロにケアしてもらうと安心ですよね。
クレンジングをしっかり行った上でマッサージやパックを行うと透明感が出て美しい後ろ姿に。だいたい3ヶ月前くらいからケアを始めると良いでしょう。

そのほか、二の腕や脇のケア、そして前日にはネイルのケアも。こうして見てみると忙しそうに見えますが、結婚式の準備は一つ一つ楽しんでこそ。せっかくのブライダルエステなのだから、楽しんで受けたいものですね。