サプライズで渡された婚約指輪、プロポーズを受ける意志のある女性なら基本的に「嬉しい！」と喜んでくれるはず。実際感動してくれていた、と認識している男性は多いでしょう。

しかし、実際に今の婚約指輪に納得しているか？気に入っているか？を聞いてみると、何と多くの女性が「本当は好みじゃなかった」と答えるよう。一生ものだからこそ、ブランドやデザインへのこだわりが強くなるのかもしれませんね。

◆スタンダード以外にも、婚約指輪のデザインは様々
婚約指輪のスタンダードな形といえば、リングの中央に大ぶりのダイヤモンドが嵌め込まれているソリティア型。ですが昨今ではメレダイヤがあしらわれた更に華やかなものや、リングがウェーブしているもの、ぐるりとダイヤが全体を覆うエタニティタイプなど、様々なデザインが展開されています。定番を選べば間違いないのは確かですが、彼女の実際の好みに当てはまっているかどうかは分からないのです。

そう言われると「何で不満を溜め込むの？」「我慢せずに伝えて欲しい」という意見も出るかと思いますが、仮にもサプライズ。婚約指輪を否定してしまうと、全てが台無しになってしまう恐れがありますよね。

何より彼女は彼のサプライズプロポーズにかけてくれた時間や、自分のことを考えながら婚約指輪を選んでくれたという事実を尊重したいという思いがあるのです。贈られたものに文句を付けるのは失礼、という意識もあるかもしれません。

実際、指輪自体は嬉しかったんだけど……という言葉が前提だったとしても、苦労して選んだものを否定されて良い気持ちになる人はいないでしょう。誤解から関係が壊れる恐れもありますから、なかなか口には出せないのですね。

とはいえ、世の中には「プロポーズは絶対ロマンチックなシチュエーションが良い」「サプライズじゃないことが実は不満だった」なんて意見があるのも事実。こればっかりは彼女のタイプによって見定めるしかありません。

最も確実なのは「サプライズで、婚約指輪以外をプレゼントとして贈る」こと。ただし、フラッシュモブやテーマパークで大衆の眼に晒されながら……というサプライズは相手を選ぶので、彼女の性格を鑑みて慎重にいきましょう。

◆ダイヤ？花束？選択肢は色々
これから婚約指輪にもお金を使うかもしれないのに、その前にプレゼントを！？と思うかもしれませんが、最近では双方が納得できるサプライズプロポーズを実現するため、様々な商品が展開されています。比較的リーズナブルなところでは、疑似的な婚約指輪が付いたブリザードフラワーや指輪型のお菓子などがおすすめ。確実に婚約指輪を購入する予定があるという場合は、「ダイヤモンドだけ」を買って贈るという手もあります。ダイヤならその後好きなデザインに加工できますし、見栄えも婚約指輪に劣りません。お互いの希望を踏まえ、ぜひ後に不満を引きずらないプロポーズを叶えてくださいね。